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小児歯科

小児歯科と一般歯科の違い

大人の歯と子供の歯は特徴が異なります。
乳歯の特徴は、歯質が弱いので虫歯になりやすいことです。飴などお菓子を頻繁に与えると、間食する癖がついてしまい食べ物を口に含む時間が長くなるので、虫歯になるリスクが高まります。

幼い頃の癖や食育は顎の成長や歯並びにも影響します。
歯の生え変わりの様子を見ながらお子さんの癖をチェックしておきたいものです。

頬杖(ほおづえ) 指しゃぶり タオルや爪、唇を噛むクセ

歯並び、顎の成長に影響が出ます。

指を力強く吸と、前歯の裏側に力が加わってしまいます。出っ歯になるリスクがあります。

下唇を噛むと出っ歯のリスク、上唇を噛むと受け口になるリスクが高まります。

例えば、嚥下(えんげ)、指しゃぶり、ろう舌癖は開咬(オープンバイトとも言います) になりやすいです。
また、寝相に関してもうつ伏せで寝る癖があると成長抑制により歯並びが歪みやすくなり、こちらもオープンバイトの原因になります。幼い頃はどうしても口呼吸になってしまいがちですが、4歳半くらいから鼻呼吸へ移れるように指導してあげたほうが良いでしょう。ぽかん口と言って、日常的に口を開けたままの状態で過ごしていると将来的にアデノイド顔貌という顔立ちになる可能性が高くなります。すると上下の歯の噛み合わせに支障が出てしまうので、ぽかん口はできるだけ早めにご相談ください。

子供の歯を守るためにできること

朝でも夜でもいいので、絶対に家族で食事する時間を作ってあげてほしいと思います。
例えば、くちゃくちゃ食べる子や口の中の食べ物をぽろぽろとこぼす子は、お口の筋肉が弱い傾向があります。お子さんの食事中の癖を見てあげられるのは親御さんにしかできないことです。

あと、見落とされてしまいがちですが、食育がとても大事です。飴やチューイングガムなどのお菓子の間食が多くなり、お口の中にいつも食べ物がある状態になってしまうと虫歯になりやいので要注意です。食事内容も、軟食ばかりだと顎の成長が悪くなるので気をつけてあげてほしいと思います。
歯磨きに関しては、8歳くらいまでは親御さんが食後のブラッシングをしてあげて下さい。まだまだ不器用なことが多いと思いますので、磨き残しが無いように指導してあげて下さい。

そしてアレルギーなどが無ければフッ化物を含んだ歯磨き粉やジェルで虫歯予防をしてあげられると良いでしょう。
ただ、ご家庭だけでは管理が難しいと思います。信用できる歯医者さんに定期的に通わせてあげるのが最も楽で効果的です。

年齢別、子供の歯の守り方

乳歯時期(生え始め)

離乳食が始まったらガーゼでもいいので、食べたら歯を磨く習慣づけのために、お子さんの歯を掃除してあげましょう。
親御さんも口腔内をきれいにしてないと、口移し・熱い食べ物を冷まそうとフーフーした時に虫歯菌が感染する可能性があるので注意して下さい。
また、親御さんに虫歯が無くても、例えば甘いものを食べながらのフーフーは同様のリスクがあるので気をつけて下さい。

乳歯時期(生えそろったら)

3歳頃からはブラッシング、食育、あとはフッ化物による予防が良いです。
そして定期的に検診に行かせて下さい。

永久歯時期(生え始め)

生え変わりの段階では、永久歯の歯質が弱いです。この時期に変な癖があると歯並びに影響します。日常的にお子さんの癖をチェックしてあげて下さい。
また、永久歯がまだ全然生えてきてないのに乳歯が抜けるタイミングが早過ぎると、両隣の乳歯が寄ってきてしまいます。そうすると、永久歯が出てくるスペースがなくなってしまって歯並びが悪くなります。歯がぐらぐらしていても、あまり無理に抜かないようにして下さい。

永久歯時期(生えそろったら)

まだ歯質が弱いので、引き続きお子さんの癖に注意して下さい。唾液が少ないお子さんにはシーラントによる虫歯予防も有効です。

小児歯科の選び方

お父さん、お母さんが信頼してる歯医者さんに相談することが一番いいです。
その歯医者さんを親御さんが信頼しているということは、その歯科医師が真摯に診てくれているからだと思うので、きっと良い診療をしてくれるはずです。

妊娠期のお母さんへ

ホルモンバランスでお口の健康が崩れやすくなります。また、つわりで口内環境が悪くなるので虫歯や歯周病のリスクが高まります。生まれてくるお子さんのために口腔内のケア をしておいた方が、後々お母さんも楽になります。
赤ちゃんがお腹にいる間の安定期にしっかり治療しておきましょう。